職員旅行in関門海峡 2008年11月2日

2008/11/04
スタッフブログ

 周南リハビリテーション病院のメインイベントの1つと言える、職員旅行に行ってまいりました。
 
 なんと、当院の職員旅行は

① 全職員対象
② 費用は病院負担
③ 子連れOKの日帰り旅行他、宿泊・温泉ツアーなど4種類のコースから選択できる
 というとっても嬉しいイベント。

 今回私達が行って来ましたのは、「関門海峡 日帰りの旅」。サブタイトルは、「親子遠足」と言った感じでしょうか?子連れOKの旅行ですね。
子供も走れば、親も走ります。
 
 当院を出発したバスは、行きに配られたお菓子を食べつくした子供達と、ビールを飲み干した職員(?)を乗せ、「ブリリアンサ門司港」へ到着。130種類のバイキングが待っていました。さて、すでにお腹はいっぱいだとは思うのですが……。 uOp.JPG ところで皆さんは「ブリリアンサ門司港」へは行かれたことはありますか?
  
 看護師でありながら、インテリアにはうるさい私ですが、かなりのハイセンスでしたよ。外観はレトロな町並みから逸脱していないのに、ぐるっと海に面した側にまわると、ガラス張りでシンプルモダンな造りになっているのです。高級感を漂わせながら、中はランチタイムのバイキング形式で、お寿司あり、焼きカレーあり、デザートありの、どの年代の方が行かれても満足できる品数と、味なんですね。
 
  お腹いっぱいだったはずの私達ですが、店を出る時には、積み上げられたお皿の塔が、各テーブルでゆらゆらと揺れていたのでした。
 

 さて、ここからは自由散策の時間です。帰りの時間もありますから、門司港レトロタウン、渡航し海響館、カモンワーフ、巌流島辺りを散策したのではないでしょうか。実は、そこから実家が近くて、久々に両親に会いに行った。といったような意外な自由散策の時間を過ごした職員がいるかもしれませんが。
 

 私達は「海響館」へ行ってまいりました。水族館ですね。下関のシンボルであるフグがたくさんいました。フグには詳しくないですが、世界中のフグの仲間が紹介されていて、きっと、自分に似たフグが一匹はいるはずです。
 
 それから、イルカとアザラシのショーも見て来ました。水槽が小さい(失礼)せいか、大きなイルカが、空中へ高く跳ね上がり、水面につるりと潜り込む迫力のあるジャンプがまじかで見られ、ついでに観客にしぶきをかけてくれるという、ファンにはたまらないサービスもあるのです。水槽近くにくっついて見ていた職員の子供達はイルカの水しぶきで大興奮でした。
 

 そうそう、旅行の楽しみであるお土産探しは、海響館の「ミュージアムショップ」でして来ました。海の生物のグッズはかわいいですね。ぬいぐるみに文房具、お菓子に…お菓子に!!「イルカのふん」というものがあったのです。買う勇気も、手に取る勇気もありませんでした。「おとめ」ですから。辺りを見渡しても、それらしき物を持ってレジに並んでいる職員は見当たりませんでした。購入した職員がいましたら、早急にこのブログに感想をお願いします。
 

 そうこうしている間に帰りのバスの時間です。職員も疲れ、子供と共にウトウト。でも私は寝ないのです。
 
 かわいい我が子の寝顔を見つつ、今回の旅行で知った、みんなによく気を配り、自分と子供の荷物が山ほどあるのに、小さい子供を連れた職員の荷物を持ってあげたり、ささっと他の職員の子供のオムツを替えに行ってしまう、学校と仕事と子育てを両立している彼女のへとへとになった寝顔を見て思うのです。
  
 働くお母さんは子供と一緒にいる時間が仕事により減っている事に、少なからず罪悪感を持っていると思います。それに彼女の様に時間的に余裕のない場合、子供と旅行へはなかなか行く事ができません。職員旅行をただの「嬉しいイベント」と思っていたけれど、職員は子供と小旅行に出かけその罪悪感を少し減らし、また、職員同士私の様に旅行中に何か感化されるものがあったりして、それがそっくりそのまま仕事として、患者様に返して行けたらなと。そしてこの職員旅行がいつまでも続く事を願うのです。
 

 あっ!子供が起きたので失礼します。子供が起きれば、親は飛んで行きます。

 
    (本館3病棟)

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